変形性脊椎症

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変形性脊椎症について

変形性脊椎症とは脊椎に変形をもたらす退行性変化(老化に伴う病気)の一種であり、多くの場合は無兆候(症状がないこと)であり健康診断などで偶発的に見つかります。

加齢性や遺伝性によるものが多く、変性性腰仙部狭窄症やHansenⅡ型の椎間板ヘルニアなどの椎間板変性(形が崩れること)をもたらす疾患との関連が指摘されています。

検査

多くの場合、X線画像検査の際に偶発的に見つけられます。脊椎間に骨組織が増生することによって架橋が形成されるのがX線画像上の特徴で、主に高齢犬で認められます。

変形性脊椎症でよくみられる症状

多くの場合は無兆候
一部症例では脊椎の可動域の低下、慢性痛が生じることもある
神経徴候を呈する場合があるが、併発疾患がない場合は稀

変形性脊椎症になる原因

加齢性・遺伝性によるものが多く、変性性腰仙部狭窄症やHansenⅡ型の椎間板ヘルニアなどの椎間板変性をもたらす疾患との関連が指摘されています。

よくあるご質問

特定の運動、環境の整備とは?

飛び上がる、階段の登り下りなどの衝撃が強い運動を避け、症状の悪化や発現を防ぐために、フローリングなどの滑る床はカーペットやクッション性の高いマットなどを使って滑りにくくする事や、ソファやベッドにスロープ、寝床やクッションなど段差を低くして環境を改善します。

薬だけで治る?

薬剤による治療だけでなく、同時に激しい運動は制限してもらい、脊柱に負荷がかからないリハビリテーションなども実施することもあります。

治療期間は?

症状の程度によってさまざまですが、保存療法で反応が悪い場合は他の疾患を併発している可能性もあるので精査が望ましいです。

変形性脊椎症の治療実績

1、跛行を呈した症例

犬種:ミニチュアダックス 年齢:15Y2M 主訴:後肢の動きが悪い

診断結果
第11/第12, 第12/第13胸椎間における変形性脊椎症(HansenⅡ型の椎間板ヘルニアの併発を疑う。

治療内容
ケージレストおよび消炎鎮痛剤

予後
1週間ほどで歩様の改善が見られ、環境整備およびリハビリでほぼ正常にまで改善。

2、健康診断(Dog Doc)で偶発的に発見された症例

犬種:トイプードル 年齢:11Y3M 主訴:定期的な健康診断

診断結果
第2/第3, 第3/第4, 第4/第5腰椎間における変形性脊椎症

治療内容
運動制限および環境整備

予後
元々無兆候のため変化なし。約半年後の定期検査でも大きく変化なし。

お問い合わせ

夕やけの丘動物病院

電話番号: 045-530-9100
診療時間: 午前:9:00〜12:00、午後:16:00〜19:00
休診日: 祝日の午後
住所: 神奈川県横浜市青葉区市ヶ尾町517-25

あざみ野動物医療センター

電話番号: 045-949-4970
診療時間: 午前 9:00~12:00、午後 16:00~19:00
水曜日、日曜の午後、祝日の午後
住所: 神奈川県横浜市都筑区見花山2-5

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