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横浜市青葉区、都筑区、緑区、港北区、川崎市の皆さんこんにちは。
横浜市青葉区市ケ尾町にある夕やけの丘動物病院 獣医師の徳永です。
ここでは、「膀胱炎」についての説明をいたします。
細菌の感染や結石、ストレスにより膀胱に炎症が起きることで頻尿や血尿、尿臭や尿色の変化などが見られます。原因は様々ですが、男の子より女の子の発生が多いです。特に猫ちゃんはストレスが原因で膀胱炎を発症することが多いので、トイレの環境を変えたり、食事療法で再発を防ぎます。通常であれば治療して治ることもありますが、繰り返し膀胱炎になってしまったり、治るまでに時間がかかってしまうこともあるため要注意です。
犬種、年齢、主訴
15歳 雑種犬 避妊雌
何度もトイレに行き排尿姿勢をとるものの少量の排尿しか認めず、よく見ると尿中に血液が混じり臭いも気になるとのことでした。
検査を行ったところ尿中に大量の細菌、白血球を認めました。
この症例では何度かこの症状を繰り返しており、高齢で免疫力が低下している事に加えて、基礎疾患として腎不全があり、オムツ管理をしていたため陰部周りが不衛生になりがちだった事などが原因だったと考えられました。
診断結果
細菌性膀胱炎
治療内容
適切な抗生剤の投与を1週間行い、同時にできる限りオムツをこまめに交換して陰部周りを衛生的に保ちました。
予後
尿中の細菌や白血球は消失し、症状も消失しました。
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