「便に血が混じっていた」と気づいたとき、驚きと不安でいっぱいになりますよね。犬の血便は一時的なものから重篤な病気のサインまで、さまざまな原因が考えられます。この記事では、血便に気づいたときの判断ポイントや、動物病院での対応を分かりやすくまとめました。

血便の主な原因

血便の色や状態により原因が異なります。
・鮮血便（赤い血）肛門や大腸からの出血。便秘や大腸炎、肛門の傷などが考えられます。
・タール便（黒い便）胃や小腸など上部消化管からの出血が原因で、血液が消化されて黒くなっています。
・考えられうる原因異物誤食、感染症（ウイルス・細菌）、寄生虫、慢性腸炎、腫瘍、中毒、ストレスなど。

自宅での観察ポイント

当院では必要に応じて以下のような検査を行います。
・便検査：寄生虫の有無や細菌バランスの確認
・血液検査：炎症・貧血などの確認
・X線・超音波検査：異物や腫瘍の確認
・内視鏡検査
治療は原因に応じて、駆虫・抗菌薬、点滴、食事管理などを行います。

早めの受診が必要なケース

以下の症状がある場合は、すぐに動物病院を受診してください。
・血便が繰り返される、または大量に出る
・嘔吐や下痢、発熱、ぐったりしている
・黒いタール状の便が出た
・子犬・高齢犬など体力のない子の場合

よくあるご質問（Q&）

1回だけ血便が出た。様子見していい？

A. 他の症状がなければ様子見も可能ですが、繰り返す場合は受診を。

自己判断で薬を与えてもいい？

A. 症状を悪化させるリスクがあるため、動物病院へご相談を。

便を持って行くべき？

A. はい。便や写真は診断の助けになります。

当院の診療の流れ

夕やけの丘動物病院では、問診→検査→治療提案→経過フォローまで丁寧に行います。横浜市青葉区・都筑区・緑区・港北区、川崎市にお住まいの方はぜひご相談ください。

まとめ

血便は早期発見・早期治療がカギです。「様子見で大丈夫かな？」と迷ったら、ぜひ一度ご来院ください。私たちは地域のかかりつけ動物病院として、愛犬の健康を全力でサポートいたします。

横浜市青葉区に２院を構える専門治療にも対応する動物病院グループです

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