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横浜市青葉区、緑区、港北区、川崎市の皆さんこんにちは。
横浜市青葉区市ケ尾町にある夕やけの丘動物病院 獣医師の加藤です。
ここでは、犬猫の皮膚疾患として多い「耳血腫」についてのご説明を致します。
耳血腫とは、耳介(いわゆる耳の部分)の皮膚と耳介軟骨の間に血液等の液体が溜まり、耳介が腫れてしまう病気です。外耳炎などで耳に痒みが生じ、頭を激しく振ったり耳を引っかいたりすることで物理的な刺激が加わり、発症することが多いといわれています。主な症状は耳介の腫れで、耳を掻いたり頭を振ったりする仕草がみられることもあります。治療は、注射器などで耳介に溜まった液体を抜く場合や、外科手術が適応となる場合もあります。また、耳血腫の原因となっている耳の痒みをなくす治療も必要となります。耳血腫は再発も多い病気なので、耳を痒がる様子がないか、耳垢の量や臭いに変化はないか、日常的にチェックすることが大切になります。
オーストラリアン・ラブラドゥードル 7歳10か月 去勢オス
当日朝に左耳の腫れに気付いたとのことでご来院されました。頭を振ったり耳を掻いたりする回数は多くなく、元気と食欲は特に問題ないとのことでした。
診断
耳血腫
治療内容
翼状針にて耳介に貯留した液体を15mlほど抜去。抗炎症作用のある薬剤を耳介に局所投与した。
【3日後】
再度耳介に液体貯留が認められたためご来院されました。同様に液体抜去と薬剤投与を行いましたが、このとき抜去された液体は6mlほどでした。
【1週間後】
トリミングのためご来院されましたが、耳介の腫れは認められませんでした。
あざみ野どうぶつ医療センター
電話番号:045-530-5300
診療時間:10:00~13:00、16:00~19:00
休診日:月曜日、日曜日の午後、祝日
住所:横浜市青葉区美しが丘5-13-1 GRAN hillside 欅 1F