歯肉炎

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横浜市青葉区、都筑区、緑区、港北区、川崎市の皆さんこんにちは。
横浜市青葉区市ケ尾町にある夕やけの丘動物病院 獣医師の最賀です。

ここでは、「歯肉炎」についての説明と、当院での治療実績を報告いたします。

歯肉炎について

歯と歯茎の隙間に歯垢が付着する事で、歯茎の肉(歯肉)が炎症を起こしてしまう疾患です。歯垢は細菌の塊です。時間が経つと歯と歯茎の間の溝が深くなり歯周ポケットを形成します。

ポケットにさらに多くの細菌が入り込むため、症状が悪化していずれ歯周炎になります。
加えて歯垢の一部は石灰化することにより歯石に変化し、より多くの細菌を繁殖させより強い口臭の原因となります。

また、老化によって唾液の分泌が減る(ドライマウス)事で、歯垢が蓄積しやすくなります。そして老化により免疫力も下がるため、老犬ほど歯周炎を含む歯周病になりやすいといわれています。

歯肉炎の治療実績

1、口臭と歯垢と歯石の付着が気になる症例

ビーグル 7歳 雌

初診時
歯垢が歯全体に付着し、歯肉が赤く炎症を起こしている部位も認めました。
歯周ポケットのチェックと歯科用レントゲン検査では大きな異常がなかったため、抜歯は必要のない軽度歯肉炎と診断。

治療
全身麻酔下でのスケーリング(歯石除去)、ポリッシング(歯面研磨)のみを実施。

施術後
歯肉炎は改善、今後デンタルケアをより強化し歯周病予防を実施。

わんちゃん・ねこちゃんのお悩みは当院にご相談ください!

この症例の監修

獣医師 最賀 光紀(さいが こうき)

出身校:日本大学
資格:ロイヤルカナン栄養管理アドバイザー

最賀

横浜市青葉区に2院を構える専門治療にも対応する動物病院グループです

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